公募要領

領域略称名:過渡的複合体

領域番号 :4104

設定期間 :平成21年度〜平成25年度


 タンパク質の立体構造の視点に基づく構造生物学研究は、基盤技術として生命科学に大きく貢献している。一方、生体膜中における受容体の多量体化、シグナル伝達におけるシグナル開始複合体や膜ドメイン構造、およびDNA認識や電子伝達における遭遇複合体の形成など、既存の手法では解析が困難な、必ずしも安定とは言えない動的複合体状態が実際の生命現象において決定的に重要な役割を果たしていることが近年明らかになりつつある。

 本領域では、構造生物学、分子生物学、ケミカルバイオロジー、1分子計測学などの研究者の相互協力により、生理的条件下における過渡的準安定複合体を原子・分子レベルの精度で可視化する方法論を確立し、開発された手法を生物学的に重要な個別の系に適用することにより実証する。そして、従来の構造生物学的研究アプローチと合わせて過渡的準安定複合体が関わる生命現象の解明を行うことを目的とする。

 この目的を達成するため、下記の研究項目について「計画研究」により重点的に研究を推進するとともに、これに関連する、独創的で優れた発想に基づく2年間の研究を公募する。1年間の研究は公募の対象としない。なお、研究分担者を置くことはできない。公募研究の採択目安件数は、単年度当たり(1年間)の応募額500万円を上限とする研究を18件程度予定している。

 研究項目は、下記の通りである。


研究項目

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